8/18【日本百名山】京都から立山登山③雄山 大汝山 富士の折立

どーも。立山黒部アルペンルートを行くぼくです。

富山県

立山連峰

(立山は以下三山の総称)

雄山3003m

大汝山3015m

富士の折立2999m

▼2日目朝を迎えました。朝5時です。どんより曇り空。高山病は?大丈夫。よーし朝ごはんだ!

▼クリームパンと~あと卵焼いときました。何しても美味いわ^^

▼歯磨き粉は使ったらあかんから歯ブラシと洗顔だけしてスタイルです。

▼テントは張ったまんまである程度の荷物はデポ。昼過ぎに戻ってから撤収することに。←コレ良かったんかな?チェックアウト10時とかあるホテルじゃないから大丈夫?

▼それでは…出発。地図内表記は休憩時間抜きのタイムです。ゆ~っくり標準タイムくらいかな。

▼雷鳥沢キャンプ場から一の越を目指します。 この序盤がとてもわかりにくい。そもそも登山地図持ってないとか絶対ダメですが持ってないと序盤で迷いますよ。ソフトバンク入るし(ということはドコモは大丈夫です)GPSも効くから最悪”山と高原アプリ”をその場で入れて登りましょう。

▼一の越までが割と長いんです。空はいつも通り分厚い雲に覆われていますが昨日までの台風のことを考えたら登れるだけ幸せです。

▼んまー晴れてたら絶対気持ちいいやろけどな^^;

▼一の越手前はガリガリ岩場です。全体的に岩が多い山なんですが浮石も多くて気を付けないとです。この赤丸が見えなくなったら絶対その道違います。ひき帰してね。

▼そしていきなり出てきた一の越。休憩ポイントですがスルーです。

▼ここから結構登ります。岩場の急登。

▼そんなに人多いように見えませんが大変混雑していました。皆さんフーフー言いながら登ってます。「先行きますか?」何度も聞かれますが「いえ行かないです!」と答える私。このあたりで2700~2800mくらいですからね。ゆ~っくり登らないとアレがくるから。。。

▼森林限界超えてのイワギキョウ。たくましいです。

▼はいまだまだ登ります。

▼これ越えたら頂上雄山かなぁ。。。

ってちゃうんかーーい!なかなかやるな雄山…焦らすやんか。。。ふぇ~ふぇ~。もうちょい行くとほどなく出てきます。

▼一等三角点立山!

雄山3003mに到着。はいガッスガス~。

▼あの奥に見えてる?高いとこに御祈祷を受けに行きます。

▼入り口で500円払ってザック置いて頂上の雄山神社に。

▼頂上のこういった石はすべて下界から上げられたもの。

▼ガス無けりゃすごい景色やったんでしょうね~。もぉなんのこっちゃな写真です。

▼はい御祈祷です。割としっかり説法されます。とても貴重な体験が出来たと^^

▼お神酒をいただき下山です。

▼さて次は大汝山へ向かいます。

▼雄山から大汝山は20分くらいかなぁ。めっちゃ近いです。

はい立山最高峰 大汝山3015mです!頂上真ん中が立山で一番高いところ。写真待ち長蛇の列だったのでシュッと上がってシュッと下ります。

▼ほんでここですよ…「春を背負って」って映画ご存知?ロケ地になった大汝休憩所

▼作品自体はなんかふわ~っとしてて…ほっこり映画なんで 印象は薄め。山岳映画は全部チェックしてるからちょっと嬉しかったり。

▼劇中では菫小屋(すみれごや)でした。その看板がおいてあるんですよね。

▼現在は宿泊は出来ないみたいですがお食事は出来るみたい。なんでもここの食事が人気だそうで昼前には売り切れるらしい。あとお土産にご機嫌なデザインだったから思わず手ぬぐいとTシャツを買ってしまった。

▼はい。このあたりからかなぁ…体に異変が。。。知ってるあいつがキテます。。。

ずっと頭痛はしてたんだけどね~あくび連発からの吐き気。はいキター高山病

▼無理せんと下山すっか…。

▼三つ目の”富士の折立”目前にして。。。ですがぼく知ってるんですよ…ここから急激に体調が悪くなることを。

▼このあたりから写真撮る余裕が無くなってきてます。ここね両サイドスパッときれて(なだらかですが)稜線歩きが気持ちいいところ。ガスってるしなんのこっちゃです。ホワイティ高山病フルコース!

▼大走って雷鳥沢までショートカットできる道がありましてね それで帰ることにしました。※ショートカットって言うてもまぁまぁな距離ですしね。

▼大走の標識 ぶっ倒れてます。僕もぶっ倒れそうです。

▼もぉここからはググッグーーーーと下りるだけ。

▼これが長い…。ゲーゲーもどしながら歩きます。キッツいっすー(´;ω;`)ウゥゥ

▼絶景?入ってこーへんで!だって死にかけてるから^^;

▼根性の撮影!

▼このあとしばらくゲロゲログロッキーだったから写真無し…。なんとか雷鳥沢にたどり着きテント撤収。片づけて室堂に帰ります。雷鳥沢で終わりと錯覚するんですよコレ。でもここから室堂までがなかなかの距離なんです しかも90分間階段上りやし。。。帰り道中、硫黄の匂いにやられてさらにしんどさMAXでした。

▼どうにかこうにか帰ってきた室堂!ここらへんで天気が良くなってきてるという…。

▼もんのすごい人でしたね。げっそりした顔で下向いて歩く僕の姿…みなさんにはどう映っているのでしょうか…。ぼくだけですしねこんな低い山で高山病なってグロッキーになるのは。

▼ぶへ~なんとか室堂に到着。。。行きしなとまるで景色が違うな。写真で気付く^^;グロッキー状態でよく撮ってると思います。自分で言います。

▼まだ終わりちゃう。。。室堂から今度はこの50分乗るバスが残ってる。。。きっびっしー!

▼バス50分、ケーブル7分乗り継いで立山駅まで戻ってきました~。下りるやいなや帰り支度してシャワーもせず着替えて 車6時間かけて京都に帰りましたとさ。

▼というわけで立山登山(雷鳥沢キャンプ場)無事?完了です。

【コンディション】

8/16.17 台風後の曇り時々小雨 風強

ずーっと曇りで風があったから 山ん中は終始寒かったですよ。(下界はうだるような暑さですが。)

【服装】

8/16.17でしたが雲ってて風が強く とても寒かったです。登山中、テン場とも ずっとシェル着てました。

行動:・TNFフレキシブルパンツ・ハイクソックス・インナー・Tシャツ・キャップ・ツルギジャケット・ラスポルティバTX4

【装備】

・テント モンベルステラリッジ2

・シュラフ モンベルダウンハガー800#3

・マット 山と道UL15+

・グランドシート SOLHDEブランケット

・ザック ハイパーライトマウンテンギア2400

【感想】

立山ね~素晴らしいです!施設、設備、環境、山道、景色すべて揃ってます。天気が良ければ眺望もいいし冬場も雪の大谷っつってそりゃもぉ素晴らしい絶景を拝むことが出来ます。雷鳥沢キャンプ場もこれだけ快適だと他のテント場と比べてしまうんじゃないかなって思います。立山縦走自体もそんなにキツくないし しっかり登山しながら良い距離間に休憩所もあるから快適です。ミクリガ池、広がる湿原見たり雄山でお祓い受けたり火山ガスに塗れたり大汝でロケ地見たりとイベントも盛りだくさん。まぁ快適な立山です。

もぉね何がアレってね…高山病ですよ^^;テント場で一泊してんのにな~。やっぱあかんな~。今回の雷鳥沢キャンプ場は標高2280m。こないだ高山病なった燕は2700m。だいたいあかん標高がわかってきたかな。2400mくらいがぼくの活動限界。普通ね、山ん中で一泊したら順応するもんなんですが僕の場合、今のところ100%高山病になっていますしね。低山ですらシュッと登ってシュッと下りても頭痛はいつもしてるし。うん…聞こえる。。。「やめろ登山」って^^;?無理無理今更やめれへん。。だもんで今後また対策しながら んで自分の体と相談しながら ”自分なりのお付き合い”をしていくしかないんですよ。一般的な対策は全部やってきたけど 僕にはほとんど効かなんだ。がっつり高山病体質なのは明確なんですよね。

うん。

よく考えたらね ぼくってすごくいい実験台になると思うんだけどな~高山病の。医学的に僕の体で実験試験してくれたらいかがか。いつでもご協力しますよ。

はい!

そんなことで今回も素晴らしいお山に高山病なりに行ってきました^^次回は甲斐駒ヶ岳で高山病になる予定です。次はソロじゃないからね~迷惑かけないようにしないと^^;

それではみなさん

しーゆぐっどまうんてん。

8/16 京都から立山登山①立山駅 美女平 室堂

8/17 京都から立山登山②雷鳥沢キャンプ場

8/18 京都から立山登山③雄山 大汝山 富士の折立