どーも。御嶽山登った後だから緊張感のぼくです。
日本百名山 上高地 活火山
焼岳 2455m
▼焼岳登山コースマップコースタイム。田代橋から登り4時間です。下り田代橋まで3時間半です。
▼【6:00】ちゃりーんちゃりーん 登山客が歩く鈴の音で目が覚める。時刻は6時。はい寝坊ー。この日の小梨平、夜は10度ちょいくらいかな~モンベルシュラフ800#3で丁度よかったです。日中はだいたい20度くらいまで。やっぱり涼しいですね^^
▼【6:30】朝ごパン、目玉焼き作ってハム焼いてコーヒー飲んで~パッキングして帰りの準備だけして荷物はテントにデポしていざ。
【7:00出発】梓川に靄がかかって幻想的な風景を見ることが出来ました。焼岳は朝日に照らされてとてもきれいでした。
▼まずは小梨平から河童橋を渡って梓川沿いをひたすら南下。透き通った梓川を見ながら散策、上高地の楽しみの一つですね^^
▼登山客もいれば観光客もたくさん。
空気が美味しいね~澄んでるね~そんな感じがするんですよね~超気持ちいいです。
▼薄紫のノコンギクもきれい。
▼見てこの透明度。上高地の上流行ったらどんだけきれいなんでしょうね。
▼いちいち河川敷に下りてはバシャバシャ。
▼焼岳登山口まで800m
▼えっ!?通行止め!?一瞬ビビりましたが…
▼通ってえーんかーい。
▼【7:40】小梨平出発して焼岳登山口まで40分て!?ゆっくりし過ぎました^^;
▼焼岳へ登山される方へ:火山活動が活発・崩れやすい・浮石落石多し。活火山であることを十分認識して登らねばならん山です。ヘルメット着用は義務化されてないようですが危険確率を下げるのは僕ら登山者の”最低限の約束”だと思います。ヘルメット着用、そして慎重に参りましょう。
▼序盤戦、樹林帯を歩くんですが とてもきれいですね。思わず撮った岩の上に出来た天然ミニチュア盆栽。
▼白樺~青空~南風~こぶし咲くあの丘北国の~あぁ北国の春~
▼千昌夫の北国の春を歌いながら歩きます。この歌は信州を歌った曲だそうですよ^^
▼焼岳はこんな梯子や脚立?が所々に設置されています。この人工物が絵的にちょっと残念ですが 確かに無いと登れない箇所がたくさんありました。ありがたいっす。
▼絶対はないからね。慎重に慎重に。
▼途中からは左前方に焼岳を見ながら山道を参ります。焼岳の地盤も柔くなってきてどんどん削られてってるんですって。
▼ちょうど谷間に当たる場所でしょうか焼岳小屋があります。焼岳の小屋はここだけ。トイレもここだけだから済ませておきたいですね。
▼帰りにも寄って、小屋番さんと話していたんですがヘリは一切使っていない小屋だそうで歩荷さんのみで荷物を上げてるそうです。アルバイトも少なくて きりもりが大変みたい。お昼過ぎにはビール以外の飲み物が完売、水も ろ過水だけでしたが残り少ないと困ってられました。※10月下旬くらいまで小屋泊もできます。
▼田代橋から焼岳小屋までここまで2時間半。頂上まであと90分くらいです。
▼焼岳小屋を過ぎると眺望が広がります。振り返れば北アルプスのレギュラー組が鎮座!
笠ヶ岳もかっこいい山です。
▼ハイマツの森を抜けて 登り返し一発過ぎると裸の焼岳が見の前に。
▼上高地の玄関の活火山焼岳。
▼至る所から火山ガスが。ホンマに吹き出してるとこは岩が熱いんです。ボカーーーン!なってもおかしくないしね。。。
▼振り返ると西穂!向こうには槍ヶ岳!焼岳から槍ヶ岳見ると いがんでますね。
▼頂上見えてきた?最後の数百mは岩場、溶岩場を参ります。
▼噴き出した痕跡箇所がたくさんです。白かったり黄色く変色したとこが噴き出たとこですね。
▼いたるところでガス噴きまくり。
▼稜線出たと思ったら右と左にコブ山が。右側を登ると北峰頂上です。※右側のコブ山から撮影してます。
▼さぁ あとちょい。右のコブ山、この岩場登れば頂上です。
▼はいきたー3時間半かかりました。
焼岳北峰頂上です。2443m。
▼mov:動画をどうぞ。音出ますので消してね。
▼南峰は今立ち入り禁止です。
▼谷間に梓川、上高地方面が見えています。
結構時間かかったから写真撮って ご飯も食べずにシュッと下山するです。
▼眼下に西穂と霞沢岳の間の梓川。
▼これちょっと驚きました。噴き出す場所が行きと帰り違うんですよ。やっぱりあちこちで動いてるってことじゃん…怖ぇわ。
▼岩稜帯過ぎたとこ。グッドグッド焼岳。
▼さくさく下りていきます。
▼行きしなも見てたんですがこれ不思議…岩に木が巻き付いて二本立ってんですよね…
▼約3時間で下山。寄り道したり写真撮りながらだもんで結構時間かかりました~。
▼さて焼岳登山口から40分かけて小梨平まで歩きますよ。
▼上高地温泉ホテルか…腹減ったな…朝から何も食ってへんしな…アイスクリーム食べよっかな…
▼なぜぼくはアズキバーなのか!?ほかに選択肢はたくさんあったのにね。しかも味が一切しないアズキバー!?勝手に買ったくせにディスんなっつって。。。
▼河童橋まで戻ってきました。ヤバ…すっごい人です。登山の格好の人より普段着の観光客さんのが圧倒的に多かったです。帰りのバス大丈夫かなぁ…
▼さいなら上高地。
▼【15:45】小梨平キャンプ場到着。テント等撤収作業です。シュッと片付けて帰るぞ!
▼ってゥオォーーーイ!?
まさかとは思うけど…並んでるんではあるまいな…!?
って並んでるんかーーーーい!!
聞くと「今年一番の混雑でバス2時間待ちです;;;」マジか…最後の最後で…。
▼往復チケット買ってるからなぁ~…でも今から2時間?キツいがな…。しばらく前並んでるご夫婦とお喋りしてたんですけどね…僕ちょっと我慢できんくなってきたから「ちょっとタクシー見てきますわ!」って言って場所確保してもらってターミナルを見に行きます。
▼ターミナルのタクシー乗り場…1時間待ちくらい?まだマシかな…乗り合いならなんとかなるか…よーし…っつって先ほどのご夫婦のところに戻り「ぼくタクシーで帰りますわ!」と報告してタクシーであかんだなまで戻ることに。。。
▼これが結構早く乗れたんですよね。30分かかってへんのとちゃうかな。うまくあかんだな行きの大型8人乗りタクシーの乗り合いに成功。一人1250円で帰ることが出来ました。すでに購入していた帰りのバス運賃(往復券の片道分1025円)がもったいなかったけど、タクシー使ってよかったです。タクシーは引っ切り無しに来てくれますからバスが混雑してるときは100%タクシーのが良いです。※乗り合いならですが。ちなみにタクシー片道4人乗り6,000円、大型8人乗り10,000円くらいだったかと。
無事、あかんだなバス停まで戻ってくることが出来、最後は平湯でスーパー銭湯風温泉でシャワーして帰途に。はい!これにて焼岳登山終了です。
【コースタイム】※登山口ではなく田代橋-焼岳のタイム
登り4時間(標準4時間)
下り3時間(標準3時間10分)
【服装】9/15晴れ
・着圧スパッツ・フレキシブルパンツ・網網インナー・Tシャツ・キャップ・ヘルメット
【ザック】
・レインウェア・行動食・水1リットル・手袋・ファストエイド・ヘッドランプ
【テント装備】
テント:モンベルステラリッジ2
シュラフ:モンベルダウンハガー800#3
マット:山と道UL15+
ザック:ハイパーライトマウンテンギアwindrider40l
チェア:エーライトメイフライチェア
【コメント】
最近よく来てる北アルプス。何度来ても澄んでて美しい場所。
(小梨平キャンプ場)テント泊と言えば涸沢カールなんですが今回は焼岳だったんで小梨平に。噂通り何でも揃ったキャンプ場。デビュー戦や慣らし運転キャンパーにはもってこいの場所環境です。テン場ってよりキャンプ場だから約束事や常識的なものは全然違います。物足り過ぎて物足りないかもしれないですね~。(揃い過ぎとか偉そうに言うてますが米等一切忘れたからホンマに助かりましたけどね^^;)
(焼岳登山)(活火山であるということを除けば)危険個所もそれほどなく、距離も短いので初心者でも十分登れる山だと思います。眺望も抜けてますし、何より北アルプスの山々を近くで見ることが出来ます。笠ヶ岳、西穂高、槍ヶ岳、霞沢岳などばっちり目視出来ますよ。
(火山活動)焼岳は活火山であり今もしっかり活動しているようです。100年ほど前に焼岳は噴火してまして、学者さんの見解では1億年に一度噴火すると推測されてるそうです。が絶対はないわけです。御嶽山の例もあるし緊張しながら登りました。大正池も元々もっとデカかったそうですが噴火によって今の形になったそうです。タクシーの運転手さんと話してたら「次来た時に同じ風景である保証なんてどこにも無いから今のこの景色をしっかり目に焼き付けてくださいね」っておっしゃってました。
また登りたい山ですね焼岳。
はい!そんなわけで秋山の入り口焼岳登山無事終了です。10月は3発登る予定^^またブログ書きますので見に来てくださいね^^読んでもらってありがと。
それではしーゆ
GGまうんてん。