どーも。初新潟は雨でした。ぼくです。
日本百名山
新潟県
妙高山 2454m
いってきたけど登頂出来ずでした。
▲小さい字で書いてますが…撤退です。
▲妙高山登山地図です。燕登山道予定→赤倉登山道に変更。結局大谷ヒュッテまで行って帰ってきました。
【菅平の朝】
▲朝5時、目覚めてみるとそこはビショビショ暗黒の世界でした。予報ですか?晴れ予報でしたしね…。こんなことある?10m先が見えない上に雨降ってます。。。
昨夜は菅平のペンションに宿泊しました。この時期閑散期だもんで余裕の素泊まり。オーナーともいろいろお話出来てよかったです。今回は四阿山登って次の日は浅間山予定だったんですがどうやら火山噴火レベルが2に上がっているようで登頂が出来ない。代替案で用意していた近くの白根山もレベル2だそう。ありゃりゃ…これは困ったぞ。どこ行くにも結構走らねばならん。う~ん…ってオーナーとも相談しながらいろいろ考えて菅平から一番近い妙高方面に絞ってみた。近いって言うてもさらに北の新潟やしね^^;まぁせっかくだからな行ってみよう!ってことで朝一番に妙高山に向かいます。
人生初の新潟です!
【妙高山へ】
▲しかし道中は雨降ったり止んだり曇ったり。おかしいなぁ…晴れ間探してきたのになぁ。。。妙高高原ICを下りるとなんと見事な虹が出てました。これはいけるんじゃね?って思ったんですが…
▲燕温泉方面、山に入ってからずーっと雨がやみません。。。あと珍しくお通じが来てて気を抜くとケツが爆発しそう。
▲今にも爆発しそうなウ〇コ我慢しながらなんとか燕温泉到着し、ギリギリのとこで事なきを得ます。。。朝のお通じは最高だぜ。
▲しかーし!トイレしてからも 一向に雨はやまず…とりあえず30分以上粘ってみたんですが…
▲やむ気配はありません。電波も無いから予報も見れない。ったく やってくれるぜ。。。晴れ予報で何故か雨。旅先では便秘のぼくがまさかの便通。よく考えると不吉です。。。「もぉ今日はやめとこかな」って諦めて帰途に。
▲帰り道スカイケーブル通り過ぎたとこでこれまた見事な虹が出現。いいじゃーん。
▲車止めて ふと見たら妙高山がチラ見え!!あれ?雪積もってるな。。。
▲スカイケーブル辺りまで戻って写真撮って遊んでたらなんだか晴れ間の勢いが!!見にくいかもだけど右の方に虹も出てます。
もしかして行ける?
時計見ると9時半過ぎ。時間が時間だからなぁ…。。。どうしよかっな~。。。コースタイム見たら頂上は無理かなぁ~。。。でもせっかく新潟まで来たしなぁ。。。しかし誰もいないなぁ。。。とりあえず山入ってみよかなぁ。。。
よぉーし…
【スカイケーブル】
▲急いでケーブルのチケットを買います。スタッフさんが僕の姿を見て
「もしかして登ります?」
「はい」
「頂上付近雪ついてるから今日は…」
「行けるとこまでにして途中で戻ってきますし^^;」
「それなら大丈夫かなぁ」
「ちなみに今日て登山者いました?」
「今日は一人もここから登ってないですよ」
「( ̄▽ ̄;)」
▲最終16時やな…コースタイム見てもギリギリガールズ。ギリギリの登山なんかしたらあかんからね 途中まで行ってみよ!
▲可愛いケーブル。誰もいない。。。スタッフさんに会うたび「え?登るん?」的な顔で見られます^^;
▲戸隠方面。
▲戸隠にも行きたいねんな~。来年かな~^^
▲妙高高原山岳リゾートか。ここから登山が始まります。大谷ヒュッテまででしたが登って下りての道中人っ子一人会いませんでした。
【いざ妙高山】
▲スキー場を直登か
▲ブナ林巻道か
▲ブナ林を行きましたが絶対スキー場直登のが良いです。わかりにくいし迷う。
▲ブナ林を歩いても途中でスキー場に出ます。スキー場横切ったとこに登山口があるから…スキー場を直登したほうが良いと思われます。
▲そして何故かこの登山口にはエクスカリバー(スキーのストック)が一本だけ刺さっています。真の勇者なら抜くことが出来るはず。ポールを持たない登山者は必ず使うことをお勧めします。そういえばケーブルの山頂駅にもストックがたくさん入った樽が置いてありました。”使え”ってことなのか、スキー場だから”忘れもの”なのかちょっとよくわかりませんが妙高山の赤倉登山道はストック絶対必要だと感じました。
▲登山道に入るとしばらくはなだらかな道が続きます。
▲枯れた沢?渓谷?を渡ると割と勾配のある登山道になります。
▲ここからなんです。登山道がウェットなうえに落ち葉がエグイ!コレがめっちゃくちゃ滑ります。
▲登りはかろうじてなんとかなりますが下山時はかなり厳しいです。なのでエクスカリバー(ポール)は絶対必要です。
▲登山道自体はわかりやすく道迷いもないし、そんなに厳しい道ではないんですけどね~
▲見上げるとガスがかかったり晴れたり。今日はずっとこんな感じです。
▲ほどなく舗装路に出ます。
▲今日の目標地点大谷ヒュッテまであと440m。ヒュッテまでは舗装路を歩く形になります。
【11:30 大谷ヒュッテ】
▲大谷ヒュッテに到着しました。
▲左の建物がトイレ、右正面が避難小屋になります。
▲中に入って驚きました。めちゃくちゃきちんとした小屋です。布団、ストーブ、食料、水(期限切れ?)、ペーパー、干場などなど遭難してもここにたどり着きさえすれば何日かは絶対大丈夫です。
▲妙高市が運営してるんですね。
▲とりあえずここで休憩。おにぎりは梅に限ります。
【下山】
▲12:00。とりあえず外に出てちょっと様子を見てみよう…ってもう暗黒です。。。今回の山行はホワイティ絶好調っす。
地図を確認。頂上までのコースタイム見てもここで引き返さないとケーブルに間に合わない。やっぱここで下山決定です。
▲ケーブルまで1時間20分か。
▲これね!滑るやつ!!濡れた山道に敷き詰められた落ち葉絨毯はヤバい!道の凹凸、石や木の根も隠れて見えぬ!!何回躓いて何回滑ったか。エクスカリバーのおかげで一回しかコケませんでした。ってコケたんかいっ!いやコケるってここは^^;チェーンスパイクなんかあれば最強だと思います。
▲いよいよガスってます。
▲って一瞬で着いた!大谷ヒュッテから40分でスキー場登山口。ここからケーブルまで10分かかりませんです。
▲次に現れる勇者のためにエクスカリバーをもとあった場所に刺します。ありがとうおかげで助かりました。
▲暗黒のスキー場を一気に駆け下ります。いいぜ前腿。パーフェッボリィ。
▲ケーブル到着。今日はほとんど歩いてないから不完全燃焼だけど次来るための予習が出来てよかったです。さて京都まで遠いからなぁ シュッと帰るよ~。
【帰途】
▲長野↑新潟↑やて。まったく遠いとこまで来たもんだ。
▲SAで見た”蛇が太陽を食う”瞬間。見えへんって?
▲それ見て食べる温泉饅頭。
帰りはなんと9時間かかりました。。。帰りの車が一番堪えました。
【コンディション】11/4
雨のち曇り時々晴れ 気温5度
【服装】
網網インナー、Tシャツ、ウインドシェル、グローブ、キャップ、着圧スパッツ、アルパインライトパンツ、ソックス
【ザック】
レインウェア、行動食、おにぎり、薄手ダウン、水1リットル、FA他
【コメント】
一日目の四阿山はストレスフリーな山行でしたが(一日目の菅平からの四阿山はこちらから)
で今回、二日目の妙高山はいろいろありましたもんね~。でもね~長く続けてるとこんなこともあるだろうし気付いたこともあったし結果オーライです。
・濡れた登山道で落ち葉が多いとこは滑るからポールかチェーンスパイクは保険で持って行く。
・無理してピークを目指さない。
・天気予報はあてにならない。
これで僕の行動範囲がまた広がりましたね~。次回は戸隠と一緒に登りに来よう。
はい!これにて菅平-新潟合宿これにて終了。予定していた行程じゃなかったし腹八分目な登山にもなりましたが初群馬、初新潟は良い経験になりました。
最後まで読んでくれてありがとう
またどこかのお山で会いましょう。(なんなら一緒に行きます?)
それではしーゆGGまうんてん