どーも。10日ぶりのリベンジを果たすぼくです。
新穂高ロープウェイ
西穂高山荘
雪山テント泊
実は10日前、12/4にも新穂高ロープウェイに来ておりまして…その日は強風で終日動かなかったロープウェイ。諦めて京都に帰ったんですよね。。。車で往復9時間…実に面白い。。。いやおもろない。。。
本日12/14。この日もまぁまぁな強風予報。止まるんじゃねーかとヒヤヒヤしながら京都を出発。到着するやまず確認は動いてるかどうか?
うん大丈夫。コンディション、決して良くは無いけどもロープウェイは運航中。まずは心配事の一つはクリアです。
そうそう今回の心配事が4つ。
1.ロープウェイが動くかしら?
2.いつもの高山病にならないかしら?
3.雪山テント泊で凍えないかしら?
4.独標までと決めてるけどコンディション大丈夫かしら?
あと3つですね
スケジュールはこんな感じ↓
(一日目)新穂高ロープウェイ~西穂高山荘横テント泊
(二日目)山荘~丸山~独標▲~丸山~山荘~ロープウェイ
【西穂高岳登山コースMAP】
▲まずはロープウェイが動きましたからね~もぉ上に行くだけです。
基本ソロの僕もヤベー山は必ず誰かと参ります。ちなみにゴリ山友達は今んとこ二人しかいません。皆さんご存知超ド変態杉本兄さん(知らんて?また年末にイヤほど出てきますから。。。)と…今回の相棒カツオちゃんです。
▲何度か計画してたんだけどね~台風やなんやで延期延期になってたんです。実に8月の南アルプス仙丈甲斐駒ぶりです。この男もヤベーんです…フルマラソン3時間8分、100キロ10時間18分と走ってる人ならこの速さがわかるはず。山に関しては登山→ではなくトレラン→登山に入ったようで”ゆったり登山”の時は僕を誘うようです。ゆったり…か。。。この男の前では否めません^^;
【新穂高ロープウェイ】
▲12/14 朝9時 新穂高ロープウェイ駐車場で待ち合わせ。この日の道路事情ですがこの1週間とても暖かくて路面の雪も一切なく、遠くに見えるスキー場も完全に露出してました。ノンストレスで運転出来ましたが基本積雪凍結地帯だから運転には十分気を付けて走ってください。(長野県交通情報を見ると現在のライブ写真などが見れたりします。)
▲今日はしっかり動いているようです。第1ロープウェイから第2ロープウェイまでの詳細は割愛です。別記事で紹介しています。
【第2ロープウェイ】
▲やっと乗れました^^;ロープウェイから西穂高岳が見えています。
【いざ西穂山荘へ】
▲この日の午前中は風も穏やかで青空も広がっています。がお昼くらいから天候が急変します。って予報通りなんですよね。天気予報ってすごいっす。大当たり。
▲西穂は何が良いって距離が短い。ロープウェイ駅から西穂山荘まで標準タイムで1時間半ですからね~。雪山テント泊おススメと言えばここ!って西穂紹介されていますが間違いないです。
▲表示15.83キロですが食料等プラスで今回17キロでした。このザック背負って何時間も歩くなんて無理よ~^^;まだまだそんな域には達してませんから^^;
▲暖かいからどうなんかなぁ雪は?って思っていましたが、登山道に入るとしっかり雪ありました。しかも凍るまでいかず締まっていて歩きやすいです。
▲歩きやすいけど早々にアイゼン付けます^^;
▲「あ~小屋見えた~」とカツオちゃん。向こう尾根に茶色い建物が。
▲やっぱね~暖かいから山々は真っ白じゃないんですよね~。
▲ガシュガシュ登ります。。。
▲雲行きも怪しくなってきたな~。
▲っていきなり着いた!
【西穂山荘到着】
▲この見えてる面は西側になるんかな?入り口、テン場はグルっと回った東側です。
▲はい~到着~。コースタイム通り1時間半でした。
▲まずは受け付けして幕営地確保です。山荘の一段下がったところがテン場になります。この日はまだ3張でしたがここからどんどん増えていきました。
▲山荘で受付して設営です。
▲設営はショベルが無いとしんどいです。竹ペグが大いに役立ちました。何でかってーと普通のペグは刺さるけどすぐ抜けてしまうんです。穴掘って竹ペグで引っ掛けて雪をかぶせて踏み固める。これでピンピンに利きますからね~すごいわ。はい、写真がほとんどないんですが張ってる最中から風が強くなり吹雪に。写真撮ってる暇も余裕もありませんでした。
【西穂山荘でラーメンと避難】
▲西穂山荘は本当に設備が整っています。穂高の端っこにこの山荘があるから登山者は安心してアタックできるんですよね~。
▲Tシャツやらバッジやらグッズが山盛り売っています。僕はバッジを買いました。で水も売っていまして300円しますがザックの重量を減らせるから本当にありがたい。
▲はい!お待ちかねのランチです。いろいろありますがここに来たらやっぱり名物?西穂ラーメンでしょう。
▲醤油と味噌がありますが僕は醤油にしました。味はね普通のラーメンです。でも麺が随分変わっています。なんだろう…何とも形容しがたい歯触りで僕は苦手でした^^;!すいません!でも皆さん美味しい美味しいと言って食べているので僕がちょっとおかしいのだと思われます。まぁでも山頂でこんだけしっかり食事が出来るっていうのはありがたいですホント。
【16時半くらいまで吹雪を凌ぐ】
▲外を見ると文字通り横殴りの猛吹雪。俺らこんな吹雪の中で寝るん?まぁまぁキッツイな^^;登山者もどんどん上がってきて山荘泊組とテン泊組が皆この山荘で吹雪宿り。この山荘で2時間くらいはいたのかなぁ。ここで僕の2つ目の心配事…はい高山病の気が出てきました。頭痛はずーっとしています。イヤやなぁ。。。寒気もするし、あっこれはマジ寒いから仕方ないか。。。とにかく水分を小まめに摂り、トイレも我慢せず行きます。
※そうそうこのトイレよ。西穂山荘の約束事で山荘泊の人は山荘内のトイレを使えますがテント泊の人は外のトイレを使わねばなりません。コレね~黙ってたらわからないんでしょうけど性格がモロに出ます…室内はよぉ使えん^^;
あ~体調大丈夫かなぁと思いながらも皆さんと談笑。そうそうここで知り合った方がなんとカツオちゃんが出てるトレランの大会で一緒やったみたい。共通の知り合いも多かったようですごい盛り上がりました^^すごいね~世間は狭いっていうか、いろいろやってたら繋がっていくんだっていうか^^僕は皆さんにトレランに勧誘されまくってましたが必殺「また機会があれば」って丁重に?お断りしておきました~。これ以上大きめの趣味増やしたら…体なのか身辺なのか仕事への影響なのかはわかりませんがいよいよ何かが起こるような気がするんで^^;しばらくは山登りとフットサルで^^
さて暗くなる前にテントに戻りましょうか。イヤやけどな!
【寝れるのかい!?】
▲テントに戻ってまずはシュラフを広げて寝床のセッティング。でダウンジャケットとダウンパンツとダウンソックスに着替えます。基本はオーバーシェルの上下を脱いでインナー、中間着の上にダウンセットを着こむ感じです。私、今回ダウンジャケットはユニクロの分厚い4980円のやつでチャレンジしてみました。
▲でシュラフの外側が濡れそうだからシュラフカバーを持って行きまして その中にシュラフを突っ込みました。オーバー上下、携帯及び充電器等はシュラフの中に入れて寝ました。
雪上のテント設営はこんな感じです。
テント/モンベルステラリッジ2(フライは3シーズンもの)
シュラフ/モンベルダウンハガー800#1
シュラフカバー/エスケープヴィヴィ
銀シーツ/エマジェンシブランケット
①雪面に銀シーツを敷き、テント張る。
②テント内は特に何も敷かずシュラフカバーの中にカンカンに空気入れたエアマットを突っ込んで敷く。で更に中にシュラフを突っ込む。
▲テント内の温度を見るとマイナス2度ほど。そんな寒くないやん。。。寒いけど。。。
▲ご飯はうどんにしました。外ではとてもじゃないけど火が着かないからね~。テント内で大丈夫かなぁと心配になるけどちょっと開けて煮込みました。おかげでテント内はうどんの匂いで充満。。。あんまり好きじゃないやつです。。。
ご飯も食べて寝る準備完了です。やっぱりね~温度計見てなかったけどシュラフに入らないと寒かったですね。
あっそうそう。テントに入ったらね、もぉ二度と外に出られません。僕はですが。。。だって外は猛吹雪ですよ@@;トイレ…どうします?僕はこんなこともあろうかと…やりましたよ…
じゃーん!!
▲これで用を足しました。が!!これね…あかんよ。凝固剤が固まらない。小さい方ですけど袋ん中でタポンタポンしてました。ゴミは持って帰らなあかんから帰りの道中どんだけ怖かったか@@。違うやつ買わないと。。。
▲さて寝る準備完了です。外は猛吹雪。どうなんですか?
ZZZZZZ.....
【4時起床】
▲いや…数回は目覚めたけど…凍えずにちゃんと寝れました!すごい!道具ってすごい!モンベルすごい!夜中の気温はマイナス8度くらいやったかなぁ~テント内は結露が凍ってましたしテントの外壁はカリカリ、外壁床壁面は雪が積もってる感じでしたが余裕でした!
あっあと心配していた高山病、頭痛は結構キテましたから頭痛薬イブを服用。それ以上重症化することなく、なんとかなりましたね~。顔はパンパンに腫れてましたけどね~浮腫みなんかな?
はい!そんなわけで西穂高雪中テント泊、無事に朝を迎えることが出来ました。本当にいい経験になりました。
さていよいよ西穂高岳独標アタックです。
その模様はまた次回のブログで^^
今日もクソ長いブログを最後まで読んでくれてありがとう^^
読んでくれなくてもいいようには作ってるつもりですが感謝です^^
また遊びに来てね
それではしーゆGGまうんてん^^