どーも。高山病ソロハイカーのぼくです。
今年の目標に挑戦しに立山は剱岳へ
いや…もぉ撤退って書いてあるけども^^;
室堂まで
▼体調万全にと前日から行動。サービスエリアでしっかり睡眠をとって立山へ向かいます。
▼立山に着くといつもの駐車場が満杯で500mほど離れた場所へ止めなければなりませんでした。ビックリしました^^;こんなん初めてでしたが紅葉シーズンは平日でも関係ないですね。ケーブルは時間指定で約1時間の待ちでした。
▼立山駅ケーブルで美女平へ向かうターミナルでの長蛇の列。
▼立山駅→ケーブルで7分→美女平→バスで50分→室堂へ
▼室堂に着くと二つに分かれます。室堂周辺散策の人たちと雷鳥沢方面へ向かう登山者とで分かれます。
室堂周辺の紅葉は終わりかけでしょうか?枯れ枯れなのか今年の温かくなったり寒くなったりで早々に枯れている感じがします。この日、室堂からの周囲の山の眺めは曇ってはいたものの空気が澄んでいて向こうの方まで見えていました。
↓雄山です↓
▼↓大日岳です↓
▼室堂からみくりが池へ
▼地獄谷は今は近くまで行けません。この日も風の向きでものすごい硫黄のにおいが立ち込めていました。
▼みくりが池温泉。ここにはまた泊まりたい。
▼血の池。このあたりから周囲の山肌の紅葉がきれいでしたね~。
▼雷鳥沢キャンプ場到着。
▼このあたりまでハイキングで来ても十分楽しめますよ
▼ナナカマドまだこの色でした。
登山スタート
▼雷鳥沢超えると本格的な登山がスタートです。
▼まずは剱御前小舎を目指すのですが、二本登山道が分かれています。
一本は(剱御前小舎を真っ直ぐに向かうルート)
もう一本は(新室堂乗越まで登り稜線を使って剱御前小舎に向かうルート)
▼僕は新室堂乗越から稜線へ出るルートを選択。剱岳が見えるかなぁとこちらを選んだのですが…全く見えなかったです^^;
↓新室堂乗越↓
▼風景はそんなに変わらないかと思います。大日岳の眺めなんかも直登のルートでも見え方こそ違いますが眺望はよく似たもんです。
↓新室堂乗越稜線から室堂方面の眺め↓
↓新室堂乗越稜線から雄山の眺め↓
↓新室堂乗越稜線から大日岳、富山湾の眺め↓
▼大日岳への稜線も素敵ですね。
▼剱御前小舎到着
▼小屋でカレーライス食べたかったのですが13時過ぎていたのでカップ蕎麦を。
お湯、箸、食べた後のカップも引き取ってもらえて500円。安いと思います!ありがたい!
▼小屋前から剱沢キャンプ場までは下りで40分。右方面へ行くと別山へ。
▼剱御前小舎前から剱岳が見えます。
▼ずんずん下ります。
▼剱沢キャンプ場が見えてきました。この日平日でしたがテントは10張りほど。
▼剣沢キャンプ場到着。テント張ります。
▼テント張ると晴れました。
▼周辺の状況です。
(水場は3つ)
蛇口が付いた水場2つはすでに閉鎖(10/3現在)でした。出っ放しの水場の水は煮沸か上水が必要だそうですのでそのままは飲めません。
(トイレは2つ)
バイオトイレは閉鎖。汲取りトイレはあります。
▼蛇口のついた水場閉鎖中
▼出っ放しの水場(煮沸か上水必要です)
▼10/3。この日平日でしたのでテントは無料でした。
▼派出所
その夜(テントでの様子)
▼気温は9度で風も強く寒いし17時くらいからずーっとテント内に。
晩御飯です。三角おにぎりになるアルファ米と味噌汁。
三角おにぎり…これ僕苦手でした~。パックのアルファ米のやつはいつも多すぎて食べきれないからコレにしたんですが僕はやっぱりちょっと苦手で。これからは重くなってもおにぎりを持ってこようと思います。
▼音は伝わりませんが18時過ぎから雨が降り始めました。
▼でその夜なんですが・・・なんと僕・・・また高山病!!ダイアモックスも飲んで睡眠もとって万全の状態で来たつもりが久しぶりに高山病に。いやぁキツカッタです。ダイアモックスを飲み始めてから重症化は一度も無かったのでショックでしたね~。頭痛と吐き気と倦怠感。吐気って言うか思いっきり吐きましたけど^^;
ダイアモックス飲んでるからっていう油断がどこかにあったのかもしれません。よく考えると夏の雄山登山で一度キツい高山病になっています。厳冬期の雄山登山は大丈夫でしたがケーブルやバスで一気に高度を上げる山行では高確率で高山病になっています。(※ちなみに冬と夏の気圧配置で言うと僕は圧倒的に冬の方がマシというデータがあります。)ダイアモックスもそうですが体調、対策を万全にして臨まんといけんなぁと反省ですハイ。。。というわけで…
~翌朝~
▼今年の目標だった剱岳登山は断念することになりました!
下山
▼この時間だけ綺麗に晴れてくれた剱岳。この日 風がキツくて登らずに下山された方もいらっしゃいました。登らなくてよかったんだと言い聞かせて下山です。
▼とはいえ、下山するから楽なわけではなく絶賛高山病発症中なので下山の道のりもなかなかキツかったです^^;
▼来た証だけは残さねばと動画回したり写真撮ったり。。。
▼紅葉だけでも!!!!
▼雷鳥沢キャンプ場到着。
▼雷鳥沢キャンプ場からの地獄の階段がきついんです。あるあるですね~^^;
▼フラフラになりながら室堂到着。
▼バスとケーブル乗り継いで立山駅。
▼帰りもしばらく気分が悪くて辛かったですがなんせお腹の中に何も入っていなかったから帰りのサービスエリアで無理やり氷見の名物らしいうどんを…1/4ほど食べて帰りました^^;
▼立山方面でテントを張るといつも独特の匂い(硫黄とかガスの匂い)がテントにこびりつきます。帰ったらお風呂でじゃぶじゃぶテントを洗います。コレあかんような気がしますがテントに悪影響は今のところありませんー-^^;
あとがき
【スケジュール】
2022.10.3 立山→美女平→室堂→雷鳥沢→剱沢キャンプ場
2022.10.4剱沢キャンプ場→剱岳予定×→室堂へ
【コンディション】
両日とも曇り時々雨(気温9℃)
【紅葉メモ】
紅葉はもうそろそろ枯れ始めていました。山肌は奇麗ですが室堂周辺は茶色になってきています。
【高山病】
高山病は体質ですが軽度の方なら以下の対策で予防や復活が出来るかと
・きちんと睡眠 ・きちんと食事(塩分、糖分等) ・特に水分1.5L以上はこまめに飲む ・漢方 ・頭痛薬(ロキソニン等個人差があります) ・呼吸法(吐く優先の呼吸法ふっふっふ〜〜意識) ・ゆっくり行動する ・一気に高度が上がる場所では少しずつ動きながら慣らす(1時間以上) ・ダイアモックスを処方してもらう
【高山病は体質である】
僕のような体質の方は治らないし良くもならない。なので薬が一番効きます。 ダイアモックスです。 ここ2年ほどダイアモックスを病院で処方してもらって毎回飲んで登山しています。今回も飲んで登っていますがダイアモックスを飲んで登山して、初めて重度の高山病が発症しました。体調や気圧の変化で重症化もしますので絶対ではないということです。 「日本のような低い山で大袈裟」などのご意見もちらほらありますが体質的に弱い方は酸素濃度や気圧の変化に過敏なので1500mですら高山病が発症する人もいます。 なりたくてなっているわけではないのでパートナーさんや同行者さんは上手にフォローしてあげてほしいです。
それからそもそも「登るな」意見がございます。山が好きです。それでも何とかして登りたい。そんな気持ちで日々努力しています。言わんとしてることわかっていただけると幸いです。
今回も長い長いブログにお付き合いいただきありがとうございました。
動画が見やすい方はこちらをどうぞ^^
YOUTUBE
(差込MAPについて)
・(株)昭文社ホールディングスから「山と高原地図」の著作物使用を許諾されてます
・内容はGGMチャンネル独自のもので金銭や商品を受け取っての宣伝等ではありません