12/15【西穂高岳独標 雪山登山】二日目 新穂高ロープウェイ 西穂山荘テント泊からの

どーも。静寂の夜明け前の風景に涙腺崩壊のぼくです。

北アルプス

新穂高ロープウェイ

西穂山荘テント泊からの

西穂高岳独標 2701m

やってきました。

【二日目の朝です。】

4時に目覚めると昨夜の吹雪が嘘のように外はとても静かでした。

▲トイレにと外に出たら皆さんすでに起きてますね。

▲テント内はマイナス5度。そんなびっくりするような寒さでは無かったです。

▲昨夜沸かしてサーモスに入れておいた少しのお湯を飲みながら体を起こします。朝ごはんは半分凍ったグラタンコロッケパンでした。

▲出発時間をどうしようかと思ったけど皆さんが出発してからにしようということになり、6時までテント内の片づけです。昨晩の吹雪で完全に景色が変わっています。まだまだ経験不足ですのでトレースやルートを辿らせてもらう戦法です。一番手さんありがとうございました。

【テントの中の状態】

テント内ですが、テントの内側は結露が凍結していました。動くたびテント壁に触れるたびに薄く白く張った白い氷が落ちてテント内を濡らすんでまぁまぁストレスでした。

シュラフの足元が凍っていました。冷たかったわけじゃなくシュラフの外側とカバーの間の結露が凍ったんでしょうね~。あと僕自身は太もものあたりに寒さは感じながら寝ましたが他は全く問題なし。

(今回の就寝時の服装)

コンディション:12月15日 外は吹雪、テント内マイナス5度

僕は以下の装備で問題なしでした。

・インナー上下/中間着上下/フリース上のみ

・ダウンJK/ダウンパンツ/ダウンシューズ

【6時いざ独標へ】

▲コースタイム1時間半。ゆっくり参ります。

▲稜線に出ると月がきれいです。カメラの調整がうまくいかず画質が非常に悪いです。

▲夜明けまでヘッドランプを照らして歩きます。

【丸山】

▲だんだん辺りが明るくなってきました。

▲この夜明け前の感じ、風景の美しさもそりゃあるんだけども…厳しさを目で感じるっていうかなんというか…ちょっと形容しにくいんですが勝手に涙出てくるんですよ。ここに来なわからへん感覚なんでしょうね。

▲西穂高方面です。風もなく本当に穏やかな本日。

▲焼岳方面です。

▲丸山到着です。

【西穂独標へ】

▲雲海からの霞沢岳も超絶に絵になります。

▲山肌が染まってきた…いよいよ きます。

▲きました。ご来光です。

さぁ参りましょう。

ここから絶景をご覧ください。

【西穂独標登頂】

▲真ん中左の黒いとこを目指します。

▲だんだん雲が晴れていくのがわかります。

▲写真ではわかりにくいですが富士山まで見えています。

▲独標手前の雪と岩のミックス急登以外は歩きやすいです。

▲笠方面

▲がんばがんば。最後の急登を登り切ると…

▲西穂高独標 登頂です。

▲11峰 端っこですね。

▲カツオちゃんと。

▲西穂高岳です。

▲ニィ^ ^レンジャー

▲感動…どんくらい伝わるんやろか…。。。

独標のこの先にはピラミッドピーク、西穂高、奥穂岳へ続くキレットがいくつも連なっています。天候晴天、風微風、最強のコンディションですが僕らはここまでです。僕の中の”男の子な部分”が出そうになりますがグッと殺して引き返します。

【下山】

▲独標も広くないのですぐに満杯になります。

▲昨夜の吹雪でモッフモフ

▲下向いたらもったいないけども…下見がち( ̄▽ ̄)

▲雲海も晴れてきてます。晴れてくる?なくなってく?あれ?どう表現する?消えるか!?

▲ゲロしんどいと噂の笠ヶ岳。

▲カツオちゃんめちゃくちゃ早い…すまぬ。。。

▲着いたね〜

▲1時間で西穂山荘です。お疲れさまでした。

【撤収】

▲めっちゃ埋もれてるテントを撤収です。バッキバキに凍ってたらゴミ袋に入れて帰ろう思たけど普通にしまえた。

▲片付けしてると青空広がってめちゃくちゃ気温が上がってきました。

▲17キロ担いで~下山。

▲スゲー雲と笠ヶ岳。

▲白山また登りに行こう。

▲もうちょい。

▲コースタイム通り着いた~。うん帰りは死ぬほど疲れた^^;ザック17キロ…たった1時間でヘロッヘロです(^◇^;)

▲雪だるま君と西穂高。

▲次来るときは一番高いとこ行けっかなぁ^^

▲ロープウェイは鬼のように混んでいます。外国人さんばかりですね~

▲ロープウェイ二つ乗り継いで完了です。

▲今日は日曜日。無料駐車場もいっぱいでした。

【コンディション】

12/14 吹雪マイナス5度~8度

12/15 晴天微風マイナス1度(稜線マイナス7度)

【装備】

【服装】

オーバー上下、中間着上下、インナー上下、ゲイター、靴下二枚履き、冬期グローブ他

【コメント】

(初の雪山テント泊)

とても勉強になりました。今回荷物は17キロとなってしまいましたが正直減らせますね~。マイナス2~3キロは余裕なはず。だって開けもしないもの結構ありましたもんね^^;やっぱり行かないと本当に必要なものがわかりませんね。(行く場所によっても装備は変わります)テントでの過ごし方もなんとなくわかってきたかなぁ。

気温もそんなに低くならなかったので凍傷等も一切なかったです。底冷え対策も装備で随分変わりますね。今回の装備で厳冬期八ヶ岳で耐えられるかはわかりませんが来年1月か2月にチャレンジしてみようと思います。そうそうニーモのエアマットはすごいっすよ。

(高山病)

頭痛が酷かったですが最近重症化は免れています。いろんな対策がありいろいろやってみましたが僕はちょくちょく(3000mに)登るってことが一番の対策のようです。これも恐る恐るやもんなぁ。。。コレ!ってものがわかれば準備するだけだからアレですがまだまだ時間はかかるかな^^;朝起きた時の顔の浮腫みはヤバかったっす。

(さて西穂高岳独標)

天気にも恵まれ(テントでは吹雪かれましたがこの吹雪が無かったら雪の美しい景色は半減したかもしれません)素晴らしい山行になりました。最近ね好きやなぁまた行きたいなぁって山が増えて来てるんですが西穂はまた来たいって思う素敵な山でした。

ただ残念ながら同じ日のぼくらのすぐ後ろのパーティさんの一人が独標先で滑落されたそうです。本当に残念です。ご冥福をお祈りいたします。

山に絶対は無いし、毎度言いますが確立をどれだけ下げられるかだと思うんです。慣れなんてものは一切アテにならない。だからこそ最大限の準備はしないといけないと感じます。所作やエチケットにも十分配慮してみんなで山を楽しめればなっていつも思います。

はい。そんなわけで北アルプス西穂高岳独標いただいてきました。

とても素晴らしい景色を拝めて、素晴らしい経験させてもらいました。

ありがとうございました。見て触れたすべてに感謝です。カツオちゃんありがとね~また行こ^^

読んでくれたそこのあなた!こんな長いブログよぉ読んでくれたな~お疲れさんやったね〜^^ありがとう^^また来てな^^

それではまた次のお山でお会いしましょう。

しーゆGGまうんてん。