11/20【木曽駒ヶ岳 雪山登山】日本百名山 高地道場 お手軽中央アルプス

どーも。4回目のぼくです。

日本百名山

長野県 中央アルプス

木曽駒ヶ岳2956m

行ってきました。

今回は山登りっていうよりも道場へ練習です。

久々に雪ついた山歩きしたかったのとしばらく3000m付近まで行ってなかったから高山病対策にと中央アルプス木曽駒道場に。木曽駒ヶ岳は手軽に3000m付近まで行けるし危険も少ない。何より京都から3時間半と一番近いアルプスなのでぼく来がちです。

この日の中央アルプス木曽駒ヶ岳の天気予報”天くら”はCが並んでいました。風も20数メートル。

木曽駒ヶ岳、もぉ4回目で しかも練習がてらなんで今日は天候等はどうでもよくって^^練習&検証です。

①高地3000mに慣れておきたい(慣れへんけど…)

②雪道でアイゼンピッケル使った歩行練習

③化繊とダウンの温さ検証

④防寒テムレスと冬期グローブの温さ検証

このあたりを準備してたので悪天候でも問題なかった。

ところがですよ

結果 風はそこそこ強かったですけど なんと雲一つない青空ピーカン!

予定狂うがな…。って調子狂うがな…。

山頂の状況もそんな言うほど変わらないだろうな~検証③④はまた次回にすっか。ザック詰めなおして出発です。

【菅の台バスセンター駐車場】

▲いつものように京都を夜出て菅の台バスセンターの駐車場にて車中泊。朝起きたら車の中0度でした。今日この日からシュラフをダウンハガー800#1に。トレパントレーナーで寝ましたが快適に寝れました。0度無風であればモンベルシュラフは#1で十分だということがわかりました。

【バスでケーブル駅しらび平へ】

▲この時期のバスの始発は8:15発でゆっくりです。

(バス)菅の台バスセンター→しらび平 約30分

(ケーブル)しらび平→千畳敷 約8分

往復チケット4200円です。駐車場は1日800円です。登山という意味ではこの金額はめっちゃくちゃ高いですが”道場へ練習しに来た”と考えれば安い。

【千畳敷】

▲一気に2612mの世界です。高山病になりがちのぼくはこの施設でしばらく休憩してから向かいます。

【千畳敷カール】

▲まとまった積雪があってから雨が降り 日向の雪は固く重く、日陰の雪は凍結しています。日々のカールの様子などは中央アルプス駒ヶ岳ロープウェイのHPでチェックできます。

▲カールの中も雪は固いので踏み込んで歩かないと滑りますね。アイゼンは必携です。

【木曽駒ブルー】

▲無加工ですから。

▲風速20~30mの予報ですがカールの中はほとんど風は感じません。

▲が!稜線手前から風がめちゃくちゃ強くなります。エビが並んでますね。

【乗越浄土】

▲30分で乗越浄土。突風が吹いたり止んだり。

▲マイナス1度。風も強いのでそれ以下に感じます。いやぁダウン、グローブ持ってくるんやった…検証③④できたやん。

【宝剣山荘】

▲小屋は閉まっています。トイレも使用不可。

▲ここで風除け、コーヒーします。

【ミルからドリップコーヒー】

▲お湯沸かそうとしてもシュボッいうて消えちゃう。裏も凍結する。。。うーん。。。

▲この日陰ね…メーター見たらマイナス9度でした。だってめちゃくちゃ寒かったもんな。こんな時にこそ検証③よ!

▲くっそー…どうしたろうかな…これで着かへんかな。。。足の上にストーブ置いて 且つ手で温める!よっしゃOK牧場!沸いた沸いた^^

▲さぁ無駄にミル登場!!

ガリガリガリガリ・・・

▲うわっ!?今度はカップ忘れたーー!!??くっそー…仕方ない蓋使うか…

▲よーしよし…とにかく早くオレを温めてくれ。。。

▲できたー!って焦点がよ!!!もぉねびっくりしますよ…ものの数十秒 一瞬でアイスコーヒーなったはりました。やっぱこの気温 強風での外コーヒーはなかなか難しい。

【中岳へ】

▲冷えた体にアイスコーヒー もはや修行です。そうそうそうなんですよ。今日は練習しに来てますから。これぞ高地鍛錬道場木曽駒ヶ岳。体冷やしてなんぼっす。

▲えっほえっほしなくてもシュッと着きます。

▲はい中岳山頂2925m。

▲木曽駒ヶ岳です。

▲今日は南アルプスがハッキリ全部見えてます。だんだんどれがどの山かわかるようになってきましたね~。

▲手前 伊那前岳、奥左から仙丈ケ岳、北岳、間ノ岳、農鳥岳。で富士山があって~塩見岳 んで悪沢岳かな。

▲御嶽山も雪付くとカッコうぃ~ね。

▲真ん中 宝剣岳。

【ウロウロする】

▲ウロウロしてるとアイゼン無し丸腰のお兄さん(おじさん)が。危ないよ。。。

【ブラブラする】

▲3000m付近をうろうろしますがこれで高地鍛錬出来てるのかはわかりません。でも登り続けてないとすぐに高山病が重症化しちゃう困った体の僕なんです。

【下山】

▲はい到着~。

【帰途】

▲千畳敷からしらび平へ

▲しらび平から菅の台バスセンターへ

▲バス停結構あるんですね。ほとんど止まらないけど。

▲なぜか恵那峡SAでなぜか味噌カツ丼。ビビった美味かった。

【コンディション】11/20

曇り強風予報でしたが晴天強風

気温:カール内0度、稜線マイナス1度、日陰マイナス9度

風が強いので体感温度はもう少し低い

雪はまだこれからだけど数日前の降雪が天気と雨で締まってます。凍ってる箇所も多いのでアイゼンは必ず。

【ウェア】

(上)インナー:パタゴニアキャプリーンMID/中間着:ティートンブロスアフトンJK(フリース)/オーバー:ティートンブロスツルギJK

(下)インナー:モンベルメリノ中/パンツ:アルパインライトパンツ/オーバー:モンベルレインパンツ/ゲイタ:ORクロコゲイター

(その他)帽子:ノースフェイスビーニー/グローブ:バイレス冬期グローブ/靴下:クロスプロ薄手/靴:ラスポルティバトランゴタワーGTX/アイゼン:ペツルバサックLLU/ピッケル:グリベルネパールSA/ザック:ハイパーライトマウンテンギア2400

【高山病は?】

3000m木曽駒道場に行ったわけですが、2600m以上滞在時間4時間40分、3000m付近には2時間滞在。登山中は問題なく行動出来ました。帰り、ケーブル下りたしらび平でいつもの頭痛が始まり、バスでは酔った感じに。そこから帰宅して寝るまでずーっと頭痛はしてましたが耐えれる感じだったから頭痛薬は飲まずに就寝。これまで3000m前後の登山下山後、頭痛したら薬飲まないとしんどかったんですがこれは初めてです。鍛えられてるのか慣れて来てるのかデータ見てもわかりませんが引き続き道場通いはしたいと思います。

※高山病 重/吐く、頭痛、倦怠感、行動困難 中/吐き気、頭痛、倦怠感 軽/頭痛

【コメント】

天気悪覚悟で来たけど無欲の勝利か!木曽駒ブルーを拝めるという嬉しい誤算。晴天率も38%に上がりました。

いよいよ雪山が始まるのでアイゼン、ピッケル使った歩行練習も兼ねて行ってきたわけですが去年習っておいて良かったなってホント思う。モンベルの雪山講習TANAアルパインガイドで教えてもらった事が身についてる。今年はネイチャーガイドリス代表野中さんと登らせてもらって実践、勉強にもなった。うん。年に一度はガイドさんと一緒に登らなあかんなってホンマに思います。どんだけたくさん登っていても所作、基礎が出来てない人ってたくさんいる。我流が悪いとは言わないけども”生きて帰ってくる”には約束事があるし、”人に迷惑かけない”ってのは知らないと出来ないから。リンクしてあるからガイドしてもらった事のないハイカーは一度は経験してほしいです。事故も絶対減ると思う。山やる約束と責任ね。

っと 脱線してしまいましたがここんとこ毎週登ってますがもうちょい近くで練習できるとこないかね~。車が潰れそう^^;12月はすでに4つ予定入ってます。筑波山、どこかでテン泊、唐松岳、愛宕山。2019年はよく登ったな~な年になりそうです^^;

はい!そんなことで木曽駒道場これにて終了。

最後まで読んでくれてありがとうなんやで。

また来るんやで。

それではしーゆGGまうんてん。