どーも。ほろ苦デビューのぼくです。
日本二百名山
北アルプスの女王
燕岳 2732m
行ってきました。
▼今回は初!テント泊!テント泊って何がキツいって道具です。若いころ北海道ツーリングしてた時に使ってたキャンプ道具は一切使えなくって全部買い替え。きっびっし。。。
▼2か月かけて準備して今回行ってきました。ザックは40リットル。※道具はコレ一部です。チェアは直前に置いていきました。
▼ご飯もここから小分けにしたり増やしたり減らしたり…。
▼結局ザックの重量は水2リットル入れて14キロでした。初めてこんな重いもん担ぎましたがやっぱり下山して二日間は筋肉痛がひどかったです^^;
▼京都を夜出発。車で5時間くらい。高速道路、深夜割引30%なので夏場は夜中到着の車中泊。
▼夜中2時半に到着するとすでに第3駐車場まで満杯!?平日ですよっ!?なんで!?1台だけ空いてたから助かりましたが空いてなかったら随分下まで戻らないといけないとこでした。※翌朝の感じです。
▼ちょっとゆっくり朝7時に出発です。この第2駐車場から登山口までは歩いて10分くらい。
▼登山口すぐそばにも駐車場がありますが一般車両はダメっす。
▼登山届は入り口に小屋があるんでそちらで提出。
▼さぁ出発でーす。しっかしものすごい青空。(頂上はガスってたけど…)7/31でしたがめちゃくちゃ暑かったです。。燕岳登山口の標高は1462mです。
▼序盤戦から結構な急登が続きます。フーフー言いながら登っていきます。燕岳は北アルプスの中でも人気の山の一つ。百名山にこそなっていないようですがそれに劣らずの整備された山道。
▼4か所(第1、第2、第3、富士見)にベンチが設置されていて目印にしながら、また休憩しながら登って行けます。道迷いはまずない登山道になっています。
▼水の補給は頂上に立派な小屋がありますが道中は第1ベンチの水場(沢がありますがだいぶ下りないといけないからしんどい)と合戦小屋の2か所になります。
▼合戦小屋まで10分と5分に標識が^^がんばがんば。
▼ほどなく合戦小屋到着
▼ここはスイカが有名だそう。皆さん食べてましたよ。ぼく…スイカアレルギーだから食べれんけど おいしそうだったな^^;
▼んでよ このあたりからですね…僕の体に異変が出てきだしたのは。高山病の気配ビンビンです。
▼2か月ぶりだからなのか?この暑さのせいなのか?体調が良くなかったのか?14キロザックのせいか?まぁ思い当たる節はたくさんあるけどとにかく絶不調なのであります。
▼頂上着いたらとりあえず寝よう思いながらボチボチ参ります。
▼そうそう!このハチミツ!めちゃくちゃ美味しい!買ってよかった^^栄養補給にもなる?これは増原マストになりました。
▼しっかし今回はキツイ。毎回登山中はたくさん写真撮るんですがホンマにほとんど撮らずでしたしね~。
▼2400m超えたあたりからガスってきました。出た出たホワイティあたし。でも今回はこのガスがありがたかったり。ホンマに暑かったからな~。
▼んで急に出てきます燕山荘!!
▼はい到着。4時間かかりました。しっかし立派な施設ですね~。
▼なんか山の上とは思えない雰囲気です。レストランも売店も水も施設も下界と変わらない。んまーすごい人でしたね。僕はいつも平日登山だからほとんど人なんていないけど北アルプスはやっぱり多いんですね^^
▼なんぼかかったんやろか…余裕で億以上やな…。こないだヘリと小屋に関する投稿がツイッターにあったけどいろいろ考えさせられたなぁ。
▼燕山荘にてテントの受付を済ませて張ります。※タイムラプスを初めて使ったけど結局使い方がわからず…なんのこっちゃな写真になりました。
▼燕岳のテント場全景はこんな感じ。約40張れるようなんですが14時頃で7割程度。しかし16時前には100%以上になってましたよ。平日なのに!!
▼幕営手形をテントに着けて完了。とりあえず食事にしましょう。燕山荘へ。
▼大人気の燕山荘。施設内もスタッフさんも完璧です。評判通りのクオリティ。本当はご飯作って~なんて考えてたんですが頭痛が酷くって作る気になれなんだし食欲も無かったけど「食わねば!」と無理やり焼きおにぎりと豚汁を頂きました。ケーキセットも食べたかったけどね~。
▼もぉこの頃には頭痛マックス。
▼すぐそばなんで頂上に行くつもりでしたがとりあえず休憩。。。有名なコマクサ撮らんかい。
▼横になったり歩き回ったりしながら回復するのを待つんですが良くならないね…なんだこりゃ。皆さんは燕山荘の周りのベンチで酒盛りしたはりました。
この日16時くらいまで暑かったです。山の上って涼しいもんなんですが上着不要のずっと半袖。
▼寝たり歩き回ったりしながら涼しくなるのを待ちテントへ。とりあえずご飯にしようとパスタ作ります。全然美味しくなかった…。
▼さぁここからは頭痛と吐き気との戦いです。はい知ってますこの辛さ…完全に高山病の症状です。起きたり寝たりを繰り返し…星空はなんとか見たいと起きるもガスと小雨で何も見えず…ご来光だけはと起きるもガッスガス。。。
▼5時半。朝起きてからも一向に体調が良くなる気配は無いから撤収。下山を決めました。
▼テント撤収してる最中にどこからともなく雷鳥親子がテケテケ歩いていきました。その辺をウロウロしてバッシャバシャ写真撮られてましたね。わかってますねここの雷鳥さんは。
▼テントの幕営手形の返却は燕山荘の玄関前のこちらに。
▼結局頂上にも行けず、イルカにも会えず、縦走も出来ず…ただただテント張りに来ただけ。。。
▼下山中もしんどかったなぁ。高度を下げると楽になるはずなんですけどね~。いやぁキツかった。早めに下山して良かったな。
下山中 槍ヶ岳くっきり^^
▼帰りも写真ほぼ撮らず2時間で下山。
▼初ソロテント泊 燕岳はまこと厳しい登山になりましたね~^^;
【燕岳注意箇所】
・調べてると虫が多いとありましたがホンマに多いです。アブ、ぶよです。でもネット被るほどでもなかったですね。日中テントに寄ってきますしうっとしいですが夕方にはいなくなります。※テントの色ですがやっぱり黄色、オレンジ、緑のテントにはえげつないくらい虫が集ってましたね。僕のオフホワイトはそんなでもなかったからやっぱり色によって変わりますね。
・階段や段差のある箇所が所々あるので下山時は膝をやりそう。
・登山道自体は整備されてて歩きやすいですがとにかく登りはずっと登り。道迷いはないがまぁまぁきついです。
・頂上付近まで小屋が一つなので水分補給できるところが少ないから割と多めに水を担いでいかねばならない。
【コースタイム】
※登山口から燕山荘までのタイムです。
登り 4時間15分
下り 2時間5分
合計6時間20分
【装備】7/31~8/1
テント:モンベルステラリッジ2
グランドシート:SOL HDEブランケット
シュラフ:モンベルダウンハガー800#3
パッド:山と道UL15+
ザック:ハイパーライトマウンテンギア2400
【服装】7/31~8.1
行動:Tシャツ、アミアミインナー、パンツ、化繊インナーパンツ、キャップ、タオル、眼鏡、ハイキングソックス
テン場:パタゴニアバギーズ、化繊インナーパンツ、Tシャツ
夜と早朝のみ:TNFライトヒートダウンジャケット
ブーツ:ラスポルティバTX4
【反省】
・装備、服装ともに今回ちょっと持って行きすぎました。
夏登山とはいえ寒いのは耐えられないと思って色々持って行ったけど不要でしたね。寒けりゃザックに入ってるレインウェア上下で十分。ダウンやフリースはいらない。グローブもいらない。一泊テン泊なら着替えもインナーくらいでいいかと。スリッパもあるといいかもですが別にいらないかなぁ。
・持ってけば良かったなって思たのは粉末ポカリとチョコ系のお菓子、塩分チャージ、塩醤油系パスタの素、ライター(バーナーが潰れた)、日焼け止め、うちわ。
・何より反省は体調です。不摂生してるつもりは無いけど、登山ってやっぱり体の負担はデカい。万全の態勢で臨まないと事故に繋がりかねません。
【コメント】
とりあえず万全の体調で再来訪!それだけだな^^;登頂もしてないし感想もレビューも無いですしね^^;;;
次はお盆…雷鳥沢!これであかんかったらいよいよダイアモックスを処方してもらいます。
しーゆぐっどまうんてん
あざました!