どーも。キツカッタぼくです。
南アルプス
鳳凰三山縦走登山
地蔵岳~観音岳~薬師岳を参ります。
MAP(ルート)
▼青木鉱泉からドンドコ沢を登り、中道を下山するコースです。
日帰りの予定ですが行けるのでしょうか???
登山口
▼青木鉱泉からスタート。駐車場はあり一日800円です。支払いをどこでしたらいいか若干迷いました。
▼建物が見えます。ここかなぁ?日帰り温泉なんかも出来るそうなんで帰ってきたら入浴出来ますね~^^僕はそのまんま帰りますが。。。
▼あったあった!駐車券受付は建物右側を少し奥へ。
▼誰もいらっしゃらなかったら封筒にメモとお金入れてポストへ。僕はちょうどなかったので1000円入れたんですが帰りに車に戻ると封筒に200円のお釣りを入れてワイパーに挟んでくれていました。優しい!ありがたいです。
▼ドンドコ沢登山口から参ります。
登山スタート
▼最初は樹林帯が続きます。気温は20℃前後、9月ですがまだまだ暑いですので僕は終始Tシャツのみで行動。
▼曇りのち雨予報でしたが晴れています^^
▼登山道は割と歩きやすく道迷いもありませんがキツい!勾配がまぁまぁあって序盤からなかなか厳しいです^^;
▼要所沢が出てきます。
▼これなんでしょうか?カビの一種?
▼ドンドコ沢と言うだけあり、沢沿いをずーっと登る感じだからか 滝がたくさんあって見ごたえがあります。
(名もなき滝①)
▼(名もなき滝②)
▼(名もなき滝③)
▼樹林帯 紅葉はまだですね~
▼沢のキラキラ。こんなもん癒されるに決まっています。決まっていました^^
▼展望台かな?庭園みたい。ここは眺望が良いのですがそれよりも、この苔とシダの光加減に思わずきれーなーって声出ましたもんね。
▼(南精進ヶ滝)
▼(白糸の滝)
▼(五色の滝)ここは滝つぼまで下りられますよ^^
▼滝ゾーンを抜けると大きな沢に出ます。いよいよ地蔵岳、オベリスクが見えてきます。ここまできたら鳳凰小屋まで15~20分くらい!
▼この沢に出ると沢を渡るでなく、沢伝いを少し登っていく感じ。ここで少し迷いそうになりました。
▼鳳凰小屋到着です。
▼鳳凰小屋で水の補給が出来ます。バッジも買えます。小屋番さんとても優しくて笑顔が素敵。今度は泊まろう。
▼鳳凰小屋から1kmですがこの1kmがエグイ。
▼何がエグイてこのザレ場(砂場)。30~40分くらいかけてオベリスクへ。キツカッタ~^^;
▼この白い砂浜ならぬ砂山!キビシー――――!鳳凰山の核心部はここにあると思いました。
▼絶滅危惧種のタカネビランジ?花のことはわかりませんがなんかに書いてあったような・・・。
▼オベリスク
▼オベリスクは登れるみたいですが僕は登らず。熟達者でないと難しいかと思います。オベリスクのちょい横からは甲斐駒ヶ岳に仙丈ケ岳が見えていました。他の山は雲に隠れていたので見えませんでした。
▼地蔵岳登頂
オベリスクが地蔵岳頂上かと思っていましたが違って少し下ったところに山頂標識とお地蔵さんがあります。
▼地蔵岳:なぜお地蔵さんがあるかというと諸説あるようですが、ここは父母への供養としてケルンを作る場所であったようです。それを鬼が壊しに来ると。それを地蔵菩薩が鬼から守るんですって。
お地蔵さんがいっぱいあるのは「その昔、麓のご夫婦が子宝を願って一体を持ち帰り、子を授かったお礼にまた二体を返しに来たと言う。」ひと昔前の風習になっていたそうです。
▼オベリスクはこの角度この場所が良いですね。行ってみてくださいー-^^
▼地蔵岳からはほぼ稜線歩き。アップダウンはあるものの観音岳超えればなんとかなります^^;
▼曇っていて周囲の山はあまり拝めませんでしたがとてもとても景色がいいです間違いない。地蔵岳から観音岳への稜線歩きは登りだもんで日帰り組は結構キツいです。
▼観音岳登頂
▼観音岳から薬師岳は割と楽です。緩やかな下りで30分ほど。
▼観音岳登頂
下山
▼下山です。動画ではいつもワープを使っていますが実はちゃんと歩いています。
コースタイム3時間45分とありましたがそんな時間歩くつもりはありません。きついから^^;!
▼ナナカマドもようやく赤い実が。いよいよ秋が始まります。
▼中道下山時も赤い丸やテープを見落とさなければ道迷いはありません。とはいえ山深いから暗くなるのも早いしヘッドランプ等は忘れずに携行してください。
▼デカい岩 御座石。
▼この廃小屋が目印。ここまできたらあと30分ほど!
▼青木鉱泉まで40分!ですが30分で行けます!
▼最後の30分が長いんですよ~^^;疲労困憊で車に到着。
コースタイム
▼結局 登り7時間、下り2時間20分でした。
▼YAMAPのコレめちゃくちゃ便利です。下山に命かけてるのが一目瞭然^^;
YOUTUBE動画
▼動画が見やすい方はこちらを^^もしよろしければチャンネル登録していただけると大変喜びますー^^
コンディション、装備等
▼コンディション
晴れのち曇り 気温20~24℃ 無風
▼装備
水2.5リットル・カッパ・ヘッデン・ファストエイド・行動食・昼ご飯・ポール・充電器・スマホ・カメラ・ダイアモックス(高山病予防薬)・他
▼アクセス・スケジュール
車で京都から5時間半。八ヶ岳あたりで車中泊し翌朝6時に青木鉱泉到着
※車で国道から青木鉱泉の山道に入っていくと二区間で砂利道が現れます。なかなかの未舗装道路で普通車は十分気を付けてゆっくり走らないとパンクします。
6時半から登山スタートし15時50分に下山
京都へ7時間以上かけて帰宅。
※ダイアモックスを飲んでいますが登山中は大丈夫なんですが下山後車乗って後遺症がでがちです。頭痛と吐き気です。帰りのSAでまた1時間ほど寝て帰りました。
感想
▼南アルプスは鳳凰三山。ここはテント泊か小屋泊で計画を立てていたのですが日帰りもギリギリいけるみたいでチャレンジしてみました。最近チャレンジしがちですが完全にディスカバリーチャンネルの影響です。エドスタッフォードさんの秘境生活や挑戦動画を見ているとオレも頑張ろうってなってしまい、普通ならしないこんな1DAY縦走を敢行してしまいました。技術云々は必要ないお山ではありましたが距離なんですよね。長く歩ける体力と筋力が必要なお山ですね。日帰り最長やったかもしれません^^;
南アルプスは甲斐駒・仙丈からの鳳凰で三つ目。山深く、勾配もきついしとにかく長い。体力はやはり必要だなぁと感じました。それからいい意味で手が入り過ぎていない雰囲気を感じる事が出来るのも南アルプスの醍醐味なんかなぁとも。
南アルプスにはまだまだたくさん素敵なお山があり、また体力筋力付けてチャレンジしたいと考えています。
はい。
そんなことで良いお山でした鳳凰三山。またいつか鳳凰小屋小屋泊で再訪したいと思います。
最後まで読んでいただいてありがとうございました^^
また次回のお山で。